
タジン鍋自身は、その特徴ある機能によって調理における「省エネ」に貢献している。一方、当「新岩崎窯」ではタジン鍋の製造過程で次のようは省エネ、省資源、環境保全を行っている。
1.工程途中の材料ロスを最小限にするために、設計・使用粘土の重量をシビアに管理。(リデュース)
2.ロクロ、中仕上げ工程では切削部分を最小限にとどめ、発生する屑土は練り直して製品に再利用。(リユース)
3.粘土の付着した冶工具、手などの水洗い排水は地面に浸透させ、工房外には流さない。残渣は粘着材として園芸土の合成に使用(苔玉などの用土に利用)。(リサイクル)
4.水道蛇口は設置せず、汲み置き水を段階使用。電気炉は主として夜間通電。