2008年9月23日火曜日

70.タジン鍋 ロマンー3 / 核融合反応

  核融合反応と言えば水素爆弾を思い浮かべるが、原理は同一でも「宇宙における核融合反応」について説明する。
 「核融合反応」とは超高温・超高圧・超高熱・超放射線のなかで元素と元素の原子核同士が合体して新しい元素が生成する反応である。この時、特定(水素~鉄)の核融合に限り膨大なエネルギーが発生する。太陽の場合、中心部の「水素」は核融合反応により「ヘリウム」と成り、同時に膨大なエネルギーと放射線を生み出す。これが太陽の力となり宇宙へ放射される。我々生物はその光と熱を含む電磁波や放射線を受けて生存している。恒星は全て太陽と同じ原理で夜空に輝いている。

 恒星初期の核融合反応(超高温・超高圧・超高熱・超放射線環境の中)

      H+H+H+H =  He + Energie
4個の水素原子  1個のヘリウム原子+エネルギー


灼熱の太陽

 



蓮の花(7月、愛知県牧野が池)