名古屋市名東区のギャラリーに於いて「陶芸作家・尾形アツシ」の個展が始まった。今回、窯業技術専門校の同級生として激励に訪れたところ、折からの激しい雨にも関わらず超満員の盛況であった。女流画家・笹野恵子氏の作品展、クラリネット奏者・細井和美氏の演奏もあり充実したひと時であった。
彼は東京都出身、49歳、出版社編集部を10年で退職、1996年、愛知県立窯業技術専門校(瀬戸市)を卒業し、「やきもの」の世界にのめり込む。 瀬戸市で作家として独立し苦節10年、今や「粉引き、灰釉/炭化焼成」の第一人者である。そして、更なる発展のため、奈良県宇陀市に工房・住居を構え、益々の磨きを掛けて2年になる。現在は東京・東海・関西を中心に全国のギャラリーに個展を開いて活動しており「独特の味わいのある器」は必見の価値がある。
尾形アツシ氏(右、左はギャラリーのオーナー))と作品の一部 <クリック拡大>
コンセプトは
「日々の食事という営みをしっかりと支える器、家族の器、ごはんを大切にする器」、子供茶碗もあります。
8月1日(土)~16日(日)、12時~18時、Gallery【芽楽】(Ga-Raku)、名古屋市名東区梅森坂1-903、℡052-702-3870
愛知県立
窯業高等技術専門校(瀬戸市) いわゆる職業訓練所/雇用保険受給者を中心に一般者を含めて全国から応募できる。詳細は学校名で検索。